「年収500万円を目指せる仕事が知りたい」
「平均500万円を超える仕事に転職したい」
このような悩みを抱えている40代の人もいるでしょう。
そこで今回は、年収500万円を目指せる仕事や年齢別平均年収などについて説明していきます。
・職業・年齢別の平均年収
・年収500万円以上の仕事に多い特徴
・平均年収500万円の手取り
40代で年収500万円以下はやばい?職業・年齢別平均年収ランキング!
平成30年に国税庁が行った「民間給与実態統計調査」によると、年収500万円以上を得ている男性の割合は43.5%となっています。
男性の年収で最も多いのは400万円以上500万円未満が17.8%、次いで300万円以上400万円未満が17.3%であることから500万円の年収が低い壁ではないことが分かることでしょう。
また、年齢別に見てみると40歳以上44歳未満が581万円、45以上49未満が635万円となっています。
このように40代であれば仕事を任せられる立場であったり、スキルや経験がある人が多いことから40代の平均年収は500万円を優に超えているといえます。
そのため、40代で平均年収500万円以下は低めの年収といえるでしょう。
ただし、一部の高年収の仕事をされている方々が平均を釣り上げていることも事実です。とはいえ、40代であれば平均年収500万円を目指したいところです。
職業別平均年収ランキング
次は職業別に平均年収を見てみましょう。
2020年に行われた職業別年収ランキング上位10つと、いくつかピックアップして紹介していきます。
1位:2048万円…航空機操縦士
2位:1161万円…医師
3位:1081万円…大学教授
4位:891万円…公認会計士・税理士
5位:867万円…大学准教授
6位:848万円…歯科医師
7位:788万円…記者
8位:765万円…弁護士
9位:721万円…一級建築士
10位:719万円…大学講師
…
20位:システム・エンジニア…551万円
29位:500万円…自動車外交販売員
30位:499万円…社会保険労務士
129位:194万円…洋裁工
このデータ結果から見ても分かるように職業によって年収はかなり異なります。
一生懸命働いてスキルを上げることももちろん大切ですが、年収500万円以上を目指すためには稼げる仕事に就くことが重要となってきます。
年収500万円以上に多い職業の特徴とは?主な特徴はこの2つ!
今から年収500万円を目指すなら年収500万円を稼げる職業、つまり年収500万円以上に多い職業に転職することが近道といえるでしょう。
そこで、年収500万円以上に多い職業の特徴を紹介していきます。
1つ目の特徴は、資格が必要な職業が多いということです。
年収が高めの職業は特別なスキルを必要とする傾向にあります。
もちろん簡単に取得できる資格では難しいといえますが、世の中のニーズに沿った資格を取得していれば高収入を見込めるでしょう。
2つ目の特徴は、夜勤など肉体的負担が大きいということです。
特別なスキルや資格がなかったとしても工場の生産ラインなど、夜勤の多い仕事を選択すれば手当や残業が多く付くため高収入を見込めます。
とはいえ、40代であれば体力や筋力の衰えもあることから夜勤など肉体的負担のある職業に就くことは難しいでしょう。
ですが、体力に自信があって今よりも高収入を得たいのであれば、チャレンジしてみるのも良いでしょう。
こんなに引かれるの?年収500万円の手取りを紹介!
年収=手取りではありません。
年収から所得税・住民税・年金・健康保険・雇用保険などを引いた手取りが実際に手にできるお金となります。
ただし、これらの税金は誰でも同じ金額というわけではありません。
所得税は年収の金額によって支払う割合が決められていますが、扶養家族がいる場合などは控除を受けることができたり、年金や健康保険は会社員または個人事業主かによっても支払う金額が変わってきます。
このように、同じ500万円という年収でも人によって手にできるお金に差がでてきます。
では、実際に年収500万円の手取りはいくらなの見ていきましょう。
結論からいうと約390万円〜420万円になります。
例えば、手取り400万円で給与2ヶ月分のボーナスが年に2回支給される会社の場合、月々の給与やボーナスは以下のような計算になります。
400万円÷(12ヶ月+2ヶ月)=250,000円
この結果から月々の給与は25万円、ボーナスは1回あたり50万円ということになります。
転職しやすい年収500万円以上の仕事とは?
ここからは転職しやすく、なおかつ年収500万円を狙える仕事を紹介していきます。
1つ目の仕事は、IT・WEB業界です。
最も勢いがあり、これからも発展していくことが予想されていることからIT・WEB業界は年収500万円以上を見込めるでしょう。
未経験の方が転職するには難しいと思われ敬遠されがちですが、人手不足であることも影響していることから未経験者歓迎と謳っている求人が多く見られます。
IT・WEB業界には、セールスやマーケティングなども含まれていることから、これまでのスキルや経験を活かすことができるでしょう。
2つ目の仕事は交代勤務のある製造業です。
スキルや経験がなくても2交代制や3交代制などの交代勤務のある会社へ転職すれば年収う500万円以上を狙うことは不可能ではありません。
製造ラインでは同じ作業を繰り返して行うことが多いため、未経験であっても短期間で戦力として活躍することもできます。
ただし、先程も説明したように40代ともなれば肉体的に衰えてきているので交代勤務のある製造業への転職は現実的ではないでしょう。
3つ目の仕事は歩合制度がある営業職です。
歩合制のある営業職であれば、契約を取ることによって年収の増加が期待できます。
逆をいえば成果を上げることができなければ高収入を得ることは難しくなってしまいますが、コミュニケーション力に自信がある人はチャレンジしてみる価値はあるでしょう。
4つ目の仕事は中小企業の管理職です。
大手企業とは違い、管理のみだけではなく自分自身も積極的に業務を行う必要もありますが、やりがいを感じられます。
40代ともなればマネジメント経験がある人は多いでしょう。
その経験を転職先でも活かすことができれば年収500万円を軽く超えられるでしょう。
これまで紹介したように、転職を検討しているのであれば需要が高く、経験を活かせる仕事を選択すれば内定をもらいやすく、収入面においても期待ができます。
年収500万円を目指せる仕事に転職するなら転職エージェントを利用しよう!
年収500万円以上を目指しているのであれば転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントでは、質の良い求人や自分の希望に沿った求人に出会える確率が高く、履歴書や職務経歴書の添削や面接対策など内定率を高めるサポートを転職のプロから受けることができます。
そのため、条件の良い求人を見つけたい人やプロのアドバイスを受けたいという人におすすめのサービスです。
とはいえ、転職エージェントといっても多数存在しており、アドバイザーもさまざまです。
そのため、年収500万円を目指せる求人が多い転職エージェントを利用しましょう。
また、アドバイザーとの相性もありますので複数登録しておくと良いでしょう。
まとめ|年収500万円を目指すのなら早めに行動しよう!
いかがでしたでしょうか。
年収500万円を目指すのであれば早めに行動した方が良いでしょう。
20代など若ければ焦る必要はありませんが40代など年齢が高くなるにつれ転職も難しくなります。
そこで、今回紹介した年収500万円を目指せる仕事を参考にしたり、転職エージェントを利用して年収500万円以上を見込める仕事に転職してみてはいかがですか。
・年収500万円に多い仕事はスキルや体力を要する
・年収500万円の手取りは約390〜420万円
・転職エージェントを利用して年収500万円を目指す