40代でも不動産営業に転職できるの?
不動産業界の営業はしっかり売上を上げていければ高い給与をもらえることもあり、40代の方で不動産営業に転職しようと考えている方もいると思います。
不動産業界は一般的に男性のイメージがありますが、女性にも人気の職業となっているため、男性だけではなく女性の方も働ける職場となっています。
しかし、不動産営業は大変、体育会系の社風が残っているといわれており、転職を躊躇している方もいると思います。
そこで今回は、不動産営業の仕事内容や仕事の大変さやコツ、転職の際に役立つ情報を紹介したいと思います。
・不動産営業の転職における実態!未経験でも転職できるのか?
・不動産営業ってどのような仕事?年収アップする仕事のコツとは?
・どんな人が向いている?不動産営業特有にポイントとは?
不動産営業の転職における実態!需要や将来性は?
ここでは、不動産営業の転職における実態について紹介したいと思います。
不動産業界における男女の比率は、現状男性の割合の方が多いです。
女性の場合は、賃貸紹介や事務として不動産業界で働く場合が多いです。
しかし、事務と営業を同時に行う場合もありますので、営業についても経験があったり、営業の仕事にも興味があることを伝えるほうが良いですね。
そうすることで転職の成功率を上げていくことができます。
不動産営業の需要とは?今後どうなるの?
不動産業界は現在人口の減少などで市場が縮小傾向にあり、同時に転職市場としても不動産営業の転職市場は縮小傾向にあります。
しかし、その一方でリフォームなど既存の物件を活かした方法へ業務の幅は広がっています。
そのため、求人の需要は常にある状態です。
外国人移住者や女性の単身者向けなどといったニーズごとに特化した物件の提供に力を入れる業者も増えており、今後も不動産業界の営業職は需要があると予想されます。
不動産営業の特徴!物件の紹介だけではない!
不動産業界の営業は販売や賃貸に適している物件のリサーチをはじめ、広告を使用したPR、物件の紹介、ローンなどの契約にかかる処理などの契約まで一貫して業務を行うことが多いです。
賃貸や建売など、扱うタイプは様々ありますが、いずれも多くの物件情報を元にして、お客様のニーズに合わせた物件の提案を行います。
また、契約までに必要な期間や書類などをお客様に説明して締結まで行います。
分譲販売|具体的な仕事内容とは?
分譲販売では戸建てやマンションなどの販売を行います。
デザインや機能性、間取りなどを自分の好みの設計で造る注文住宅や、分譲住宅地または分譲マンションなどの一定の形で建てられている物件を販売します。
建築済みで販売される場合と建築予定の物件を販売する場合があります。
賃貸営業・管理|具体的な仕事内容とは?
賃貸は分譲とは違い、入学や転勤の多い時期に依頼が増えます。
顧客のニーズを読み取り、希望に合った物件を提案して見学の案内なども行います。
扱う物件のタイプも単身者向けのワンルームから、ファミリー向けまで様々です。
賃貸を扱う不動産業者は非常に多いです。
よって、良い物件の場合は営業間で取り合いになる場合もあります。
賃貸は幅広い物件の情報が主となる業務ですので、いかにお客様のニーズに合った物件を迅速に引き出して魅力的に紹介し、契約してもらうかが大切です。
他の業界とは違う?不動産営業の特殊なメリット!
どうしても大きな金額を扱うことになる不動産業界はメリットも特殊なものとなっています。
賃貸や売買、投資など目的は違っても、不動産業界が取り扱っている物件は1件あたりの売買額が相当な金額になります。
そのため、お客様は一生に一度といってレベルの決断を要します。
その決断する瞬間に立ち会うことができたり、不動産を賃貸または販売できたり、お客様に喜ばれた場合には大きな達成感や喜びを感じ取れ非常にやりがいがあります。
未経験でも転職できる?必要なスキルとは?
不動産営業になるための資格というものはありません。
そのため、未経験でも企業に採用されれば不動産営業として働くことができます。
個人が対象の賃貸不動産の営業と仲介業務は、40代未経験者でもチャレンジしやすいです。
人見知りしないで聞き上手な方ですと未経験でも成功する可能性が十分考えられます。
不動産営業特有の社風とは?〇〇系が多い?
不動産業界は、基本的に体育会系のノリが横行していましたが、最近では品格や信頼が最も重要とされており、そういった会社は減りつつあります。
しかし、いまだに体育会系な不動産営業も多いため、事前に情報収集をする必要があります。
そうすることで入社したときにあまりの体育会系ののりに驚き、ついていくのに不安になるというケースも減らすことができます。
持っていると転職成功率が上がる資格とは?
資格や特別なスキルを持っていない40代の方でも不動産営業への転職は可能です。
しかし、不動産に関する資格を持っていれば、転職成功率が上がったり、有利な条件で転職できるケースもあります。
不動産業界に転職するのであれば、宅地建物取引士や管理業務主任者、不動産鑑定士などの資格を持っていれば、面接でアピールでき採用される確率もグッと上がるでしょう。
業界の人手不足を懸念して、転職の後に資格取得を積極的に支援している会社もあります。
転職するまでに資格を取得できなかった場合でも、面接時に資格取得に向けて勉強中であること、やる気を見せれば好印象を与えることができ、転職の成功率を上げていくことができます。
不動産業界に向いている人はどんな人?まずは営業職には必要不可欠なスキル!
お客様と直接話す機会が多い不動産営業において、コミュニケーション能力は必要不可欠です。
特に物件の売買の場合、契約内容や所有権移転といった難しい説明を、お客様にわかりやすく伝える必要があります。
そのため、コミュニケーション能力が重視される傾向にあります。
また、高額な不動産を売買するのは必要以上に緊張したり不安になったりするものです。
全て終わるまで、気持ちが落ち着かないお客様も少なくありません。
そんなときほど、担当の営業マンがコミュニケーションを取りましょう。
お客様を安心させることができれば、契約を円滑に進められるでしょう。
信頼を得るために大事なのは〇〇!
フットワークが軽く、行動力がある方は、お客様からの信頼を得やすいです。
例えば、お客様から契約や法律に関する相談を受けたとき、グダグダと返信を先送りにすると親身にならないあなたに、お客様は愛想つかしてしまうかもしれません。
しかし、すぐに対応すればお客様から信頼してもらいやすくなります。
リスクヘッジにも役立つ?その方法とは?
その他にも不動産業界の営業ではいち早く新しい情報を得ることも大切です。
例えば、東京オリンピックに向けてどういう動きがあるのか、不動産価値に影響がでるのかなど、不動産業界に身を置くなら把握しておく必要があります。
情報の把握に敏感になると、会社の利益に結びつくようなアイデアが浮かびやすくなったり、万が一のトラブルのときにもすぐに対応できるようになるかもしれません。
常にアンテナを張り、毎日多量に出てくる新しい情報の中から、会社のためになる情報を掴むことができるような方は不動産営業に向いているでしょう。
〇〇と上手に付き合うのがコツ!
会社によっては管理物件の入居者からのクレーム対応を任されることもあります。
そのためストレスを抱える場面も出てくるため、メンタルが強く、ストレス体制があるかも重要です。
また、土地や住宅といった高額な商材を扱う不動産売買において、自分だけではなくお客様も繊細になりやすく、口論となってしまうケースもあります。
クレームに頭を悩ませ、深く考え込んでしまったり、落ち込んで立ち直れなかったり、人によっては神経をすり減らしてしまう方もいます。
そうなると、仕事が嫌になり心が拒否反応を起こしてしまい、うつ病を発症する恐れもでてきます。
そのため、メンタルが強くストレスと上手に付き合える方が向いています。
転職エージェントを活用しよう!
転職のプロである転職エージェントを利用すれば、不動産営業における年収アップやキャリアアップの転職であったり、未経験から不動産業界の営業へ転職を成功させる確率を上げることができます。
更に、転職エージェントのみが取り扱っている不動産営業の非公開求人を紹介してもらえたり、応募時に企業に対して推薦状や強みを積極的にアピールしてくれます。
転職エージェントは無料で、様々なアドバイスを受けられますので、転職を考えているのであれば必ず利用しましょう。
まとめ|コツを抑えて年収アップしよう!
いかがでしたでしょうか。
不動産営業は決して楽な仕事とはいえませんが、コツを抑えて経験を積めば次に活かせる可能性が高く、ライフワークとしての転職を目指す方にもおすすめです。
また、成果主義なため年収アップを狙っている方にもおすすめです。
不動産営業への転職を目指している方は、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
・今までの経験で培ったコミュニケーション能力を活かす
・資格取得のために勉強中などやる気を見せる
・情報収集をして自分に合った職場を見つける