「40代からでも介護職へ転職できるの?」
「介護職の具体的な仕事内容が知りたい」
「介護職へ転職するコツが知りたい」
介護職への転職を検討している方で、このような悩みを抱えている方もいるでしょう。
そこで今回は介護職に興味がある方に、介護職の仕事内容や種類から転職成功の秘訣まで詳しく説明していきます。
・介護職の仕事内容
・介護職の仕事の種類
・介護職への転職を成功させるコツ
そんなことまで?介護職の仕事内容を徹底解説
まずは、介護職の主な仕事内容を紹介していきます。
- 着替え
- 食事
- 排泄
- 入浴介助
など生活のあらゆる面を、有料老人ホームやデイサービスなどの施設、自宅訪問を介してサポートします。
上記のサポート以外にも、施設によって仕事内容や働き方が異なります。
例えば
- 有料老人ホームやデイサービスの場合:施設へ入居・通所するお年寄りの介護
- 訪問介護の場合:高齢者の自宅へ赴き、掃除や調理なども行う
など、勤務先によって違うということを頭に入れておきましょう。
介護職の仕事内容は?
介護職の具体的な仕事内容は以下の通りです。
- 現場で活躍する介護職
- 生活援助・身体介助などを行う職員やこれらを支える介護助手・介護補助、現場を管理する主任や施設長などのマネジメント職
- 施設などに入居・通所する方を相手にする施設職員、高齢者の自宅に赴き介護サービスを行うホームヘルパー
- 高齢者の身体に直接触れて介護サービスを行う場合、初任者研修以上の介護系資格が必要
- 介護施設・事業所を支えるバックオフィス
- 施設・事業所の経営を事務面からサポートする
- 一般的な経理や事務の知識、介護保険制度の知識が必要
- 現場の外から介護をサポートする支援員
- 介護の現場を知った上で介護に関する保険・法律の知識を身につけてサポートする
- 入所・退所に関する手続きや時には不安な点についての相談に乗る
意外と多い!介護職の職場の種類や特徴を紹介!
介護職といっても、さまざまな種類があり、大きく分けると以下のように4つに分けることができます。
- 入居介護施設(老人ホームなど)
- デイサービス
- ホームヘルパー
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)
それぞれの特徴を紹介していきます。
「入居介護施設」とは、高齢者が入居して24時間体制で介護を行う施設で、以下のような種類があります。
- 特別養護老人ホーム
- 自治体・社会福祉法人が運営
- 一般的に要介護3以上の高齢者が入居するため寝たきりの高齢者が多い
- 食事・排泄・入浴・更衣・口腔・掃拭などの介護を行う
- 介護付き老人ホーム
- 民間企業が運営
- 入居条件がない
- 施設によっては入居時に多額の一時金が必要な場合もあるため、その場合には接遇マナー・丁寧なケアが求められる
「デイサービス」とは、自宅で生活している高齢者が日中のみ通って食事・入浴・機能訓練を行います。
- デイサービス
- 高齢者を自宅まで迎えに行ったり送り届ける
- なかには、宿泊可能なお泊りデイサービスを行っているところもある
- 食事・入浴・機能訓練などの介護を行う
- 職員・他の高齢者との交流を図るためレクレーションを行う場合もある
「ホームヘルパー」とは、高齢者の自宅へ赴き、介護サービスを行います。
- ホームヘルパー
- 食事・更衣・排泄・入浴などの介護を行う
- 調理・掃除・洗濯・買い物などの生活支援も行う
- 世帯毎に1対1の関係で介護となるため、信頼関係が重要
「介護支援専門員(ケアマネジャー)」とは、利用する高齢者のためにケアプランの作成や、変更が必要な場合には利用者・家族・介護・医療関係者の了承を得てケアプランの変更を行います。
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)
- きちんとケアプランが実施されているか確認
- 自治体とのやり取りも行う
- 連絡調整・計算などのデスクワークが中心
実は40代におすすめ!介護職をすすめる理由とは?
実は介護職は40代の方にとって、かなり魅力のある仕事といえます。
では、なぜ魅力といえるのか、おすすめする理由を詳しく説明していきます。
介護職には、以下のようなメリットがあります。
- 仕事の成果を、利用している高齢者の様子から実感しやすいため、やりがいを感じられる
- 利用している高齢者や家族から感謝の言葉を直接もらうことができる
- 将来必要となり得る介護スキルを身に付けることができる
- 40代からでもキャリアアップが見込める
このように、やりがいを実感しながら働けることは介護職の大きな魅力といえるでしょう。
また、一般的に難しいといわれる40代からの転職やキャリアアップを見込めることは介護職の最大のメリットでしょう。
このことから、介護職は40代に向いている仕事の一つといえます。
その他にも、
- これまでの経験を活かすことができる
- 働き方や勤務時間を選びやすい
- 同年代が多く、長く働き続けることができる
などの理由によって、40代にとって介護職はおすすめの仕事といえます。
介護職への転職を成功させるポイントはこの3つ!
ここからは、介護職への転職を成功させるポイントをいくつか紹介していきます。
- 転職の軸を決める
- 情報収集する
- 分からない点を直接確認
それぞれ説明していきます。
まず1つ目のポイントは「転職の軸を決める」ことです。
転職の軸が決まっていないと、途中で迷うことがあった場合ブレてしまい自分に合っていない企業へ転職してしまう可能性もあります。
そのため、自己分析やキャリアの棚卸しを行って、転職の軸を決めることが大切です。
- キャリアを棚卸しを行い自分の強み・弱みを把握する
- 自分を見直して目指す方向を具体化する
2つ目のポイントは「情報収集する」ことです。
自分が決めた転職軸に合った場所を見つけるために、できるだけ多くの情報を集めて、集めた情報を比較しましょう。
- 求人情報からではなく、SNS・口コミなどからも情報を集める
- 給与・手当・待遇・人材育成・働きやすさなど、さまざまな項目を比較する
3つ目のポイントは「分からない点を直接確認する」ことです。
転職してからギャップを感じないためにも、事前に施設見学を行うと良いでしょう。
- 対応してくれたスタッフや施設の雰囲気など、さまざまなところを確認する
- 入社してから”違った”、”合わなかった”などならないために細かい部分まで確認する
転職エージェントを最大限に活用しよう!
介護職へ転職する場合、1人で転職活動を行うよりも介護職に強い転職エージェントを利用した方がスムーズに転職することができます。
転職エージェントを活用すると、
- 特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・訪問介護など、さまざまな職場の中から自分に合っている求人を紹介してくれる
- 自分が目指す介護像により近いところを見つけることができる
- 自分の経験・スキル・実績などに応じて年収交渉をしてもらうことができるため年収アップに繋がる
- 在職中で忙しくても効率よく転職活動をすることができる
- 施設の詳細な内部情報を教えてもらえる
などのメリットがあるため、転職失敗を防げるだけではなく、転職成功確率がグッと高まります。
また、転職エージェントでは面接対策を行ってくれるため、「初めての転職で緊張する」「上手くいくか不安」という方でも自身を持つことができます。
このように、転職エージェントを利用すると転職に関するあらゆるサポートを受けることができるためおすすめのサービスです。
まとめ|40代の強みを活かして介護職への転職成功させよう!
いかがでしたでしょうか。
介護職への転職は、これまでさまざまな経験を積んできた40代の方に向いている仕事といえますが、40代であれば誰でも転職できるというわけではありません。
もちろん若い世代と同様に事前準備は欠かせません。
そこで今回紹介した「転職の軸を決める」「情報を集めて比較する」「見学に行って確認する」などのポイントを参考にして、介護職への転職を成功させてください。
・転職の軸を決める
・情報を集めて比較する
・分からない点は施設見学などで確認する