面接はその時間もそうですが、始まる前にも注意しないといけないことがあります。
誰でも面接は緊張すると思います。
それに加えて、面接官が自分はどのような人物かチェックしていると思えば、更に緊張したり、苦手と感じている方は多いと思います。
そこで、事前に面接官の方がどこをチェックしているか分かればさほど緊張することなく面接に臨むことが出来るかと思います。
ということで、今回は面接でのチェック事項、気をつけることを紹介したいと思います。
・面接前日と当日に気をつけておくべきこととは?
・面接時に1番見られている項目とは?
・転職エージェントでの面接対策の内容
面接前日にチェックしておくべきこととは?
面接当日に慌てることがないように前日からきちんと準備しておきましょう。
前日にチェックする項目は、スーツやシャツにシワがないか、財布に面接会場までの往復の交通費や食事やカフェ代が入っているか確認しましょう。
スマートフォンで面接会場までの道のりが分かるように地図や時刻表を使えるようにしておきましょう。
また途中で充電が切れてしまい困らないように充電器も一応用意しておきましょう。
社会人の方で、身だしなみの一つとして腕時計が最低限必要と考えている方も多いので、腕時計を身に着けておいても損はないでしょう。
同じく身だしなみとして、ハンカチやティッシュも持参しましょう。
今ではスマートフォンで管理する方が多いですが、スケジュール帳やメモ帳を持参しておくと、人事の方が話した内容をメモに取れ、やる気があると見られ好印象を与えます。
最後に提出書類にミスを発見したり、不意に汚してしまうカヌ性も考えられますので、予備の履歴書や職務経歴書も用意しておくといいでしょう。
ここまで細かく気にすることがあるのか?と思った方もいるかも知れませんが、面接前で緊張しているときには些細なことでも気になって集中できなかったり、ミスが連鎖しやすいのでここまで注意して準備をしていかれることをお勧めします。
面接当日の大事なチェック事項とは?
面接の時間だけ気をつけておけばいいというわけではありません。
会社に到着したところから、面接は始まったものだと思って行動してください。
例えば受付に対する態度やビルのメンテナンスの人に対して横暴な態度を取るような人は、入社してほしくないと思うのは誰もが思うことです。
そういったこともどこで誰が見ているか分からないですし、面接時の態度にも出てしまうものなので、気を引き締めてふさわしくない行動は控えましょう。
到着時間はいつ頃がいい?はやすぎてもダメな理由とは?
会社に到着する時間は会社側もまだ準備をしている可能性もあり、その中に割って入るのは邪魔をすることになってしまうので、早すぎるのはよくありません。
だからといって時間ギリギリに到着するのもよくありません。
時間に余裕を持って行動出来ないのは、社会人の最低限のマナーを守れていないということになり悪い印象を与えてしまいます。
到着時間には適度にゆとりを持たせ、何かあっても問題なく対処できるようにしましょう。
また、会社に着いた時に受付の方へ声をかける場合には、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
第一印象は大事!そのためにやっておくべきこと
人は初対面の場合は8割見た目で印象が変わり、そこでついた印象はなかなか変えることができないという検証結果があります。
よって、スーツやシャツにシワがよっていないか、汚れがついていないかきちんと確認し、ぱっと見で分かるようなところはすぐに直しておきましょう。
夏場などは、会場に着くまでに汗をかくこともあると思いますが、臭いなどにも気をつけてください。
また、制汗剤をつける際はつけすぎないように注意してください。
事前に用意しておく際に注意してほしいことが、靴下の長さです。
ふくらはぎにかかる程度の長さなど、少し動いた時に肌が見えないものを選ぶようにしましょう。
また、女性の場合はメイクが崩れていないかきちんと確認しておきましょう。
40代の転職の場合見た目がみすぼらしいと本当に不利になりますので身だしなみはしっかり意識しておくことが重要です。
控室での過ごし方!スマートフォンはいじっていいの?
控室では面接でなにを話すか、どのように話すかなどを頭の中で考えたりして静かに過ごしましょう。
決して、知人やその場で知り合った方などと話してはいけません。
また、スマートフォンをいじるのもためましょう。
ゲームをしていると思われたり、SNSに企業のことなどを書き込んでいると思われ不快に思われてしまいます。
ですので、会場についたらスマートフォンから手を離し、面接のことだけを考えるようにしましょう。
また、エレベーターの中などでスマートフォンが鳴るのはよくありませんので、事前にマナーモードに切り替えておきましょう。
そのまま切り忘れて面接時にスマートフォンがなったら面接の成功率はいちじるしく下がることは認識しておいたほうが良いです。
入退室時のマナー!印象を良くするポイント
ビジネスマナーは重要視されますので、入退室のマナーはしっかり守りましょう。
いい加減な振る舞いをしてしまうとマナー違反だと評価され、面接に対する準備不足だと判断され面接に受かる確率を下げてしまいます。
いくら受け答えが良くても、入退室などのマナーが悪いとそっちの印象が強く残ってしまう可能性があります。
マナーをしっかり守り、会社にふさわしいと思われる振る舞いを心がけましょう。
どのタイミングかでお辞儀の角度は違う?正しいお辞儀の角度とは
名前を呼ばれたらドアを3回ノックしてから入室しますが、そのとき室内から入室をうながす言葉が聞こえるまでドアを開けてはいけません。
失礼しますと返事をして入室しますが、ドアを閉めるときは体ごと向き、静かにゆっくり閉めましょう。
すぐに椅子に座るのではなく、椅子の横に立ち、本日はよろしくお願いしますと面接官へ挨拶をして30度の角度でお辞儀をし、面接官の方に座るように促されたら、失礼しますと15度の角度で浅くお辞儀をして座るようにしましょう。
面接官の方が面接の終わりを告げたら、椅子に座ったまま本日はお時間をいただきありがとうございましたとお礼を述べてからお辞儀をしましょう。
その後、椅子の横に立って改めて45度の角度でお辞儀をして、ドアに向かい、手前まで来たら面接官の方を向き失礼しますと挨拶をして、45度の不快お辞儀をして退出します。
入室時と同じく静かにドアの開閉をしましょう。
もしあなたが営業職でこういったことに慣れていれば良いですが、技術職など人と会うことに慣れていない業種の場合は事前に練習しておかれることをお勧めします。
面接時に1番チェックされていることとは?
面接官の方が見ているポイントは、明るさや人当たりの良さ・笑顔・言葉遣いや態度・身だしなみ・目線・声のトーンや大きさです。
中でも、明るさや人当たりの良さ・笑顔は面接で最もチェックされているポイントです。
受け答えの内容ももちろん大事ですが、それ以上に立ち振る舞いなどから感じ取れる人物像が採用に大きく影響を与えますので、こういった受け答えに関しても鏡の前で練習しておくなど、じぜんの準備が必要です。
転職エージェントを活用しよう!
転職エージェントでは履歴書や職務経歴の添削の他に面接の対策も行ってくれます。
特にあなたにおすすめしたい面接対策が、転職エージェントの方との1対1の面談です。都合のいい時間に30分〜1時間程度、職務経歴書を見ながら模擬面接を行ってくれ、良かった点や修正すべき点を教えてくれます。
また、転職エージェントによる面接対策セミナーを開催しているところもあり、面接の流れや気をつけるべきポイントなどを聞くことが出来るので、是非活用してみてください。
まとめ|面接時に大事なチェック事項を知る!
いかがでしたでしょうか?
面接で大事なチェック事項が事前に分かれば落ち着いて面接に挑むことが出来ると思います。
また予期せぬ事態が起きても焦ることなく対処することが出来ると思います。
事前にスマートフォンをマナーモードにしておくことや社会人としてのマナー、常識的なことが大事ですので、事前に細かく調べたり十分に準備してから面接を行いましょう。
是非この記事を参考にしてみてください。
・明るく笑顔で人当たりの良さをアピール
・言葉遣いや態度に気をつける
・声のトーンや大きさは程良く