年収の低い業界や職業とは？年収が低い人の特徴や年収を上げる方法を紹介！

「年収が低い業界はどこなのか知りたい」

「自分が働いている業界の平均年収はどのようになっているのか知りたい」

と思っている方もいることでしょう。

そこで今回は年収の低い業界について詳しく説明していきます。

それでは見ていきましょう。

年収の低い業界は〇〇！業界別に平均年収を紹介！

業界別の平均年収は、平成30年の「民間給与実態統計調査」によると、以下のようになっています。

1位：759万円…電気・ガス・熱供給・水道業
2位：631万円…金融業・保険業
3位：622万円…情報通信業
4位：520万円…製造業
5位：502万円…建設業
6位：498万円…学術研究・専門・技術サービス業、教育・学習支援業
7位：446万円…不動産業・物品賃貸業
8位：445万円…運輸業・郵便業
9位：437万円…複合サービス事業
10位：397万円…医療・福祉
11位：383万円…卸売業・小売業
12位：363万円…サービス業
13位：312万円…農林水産・鉱業
14位：251万円…宿泊業・飲食サービス業

全体平均年収は441万円で、これを基準に考察すると下位の6業界「複合サービス事業」「医療・福祉」「卸売業・小売業」「サービス業」「農林水産・鉱業」「宿泊業・飲食サービス業」が年収が低いといえるでしょう。

逆に上位3業界の「電気・ガス・熱供給・水道業」「金融業・保険業」「情報通信量」は100万円以上も上回っていることから、相対的に年収が高いといえるでしょう。

業界の景気は企業の規模にもよりますが、ある程度比例します。

そのため、業界として年収が低いのであれば自然と低くなりがちです。

職種や職業別ではどうなってるの？平均年収ワーストランキングを紹介！

平均年収は職業や職種別ではどのようになっているのでしょうか。

ここからは職業・職種別の平均年収ワーストランキングを紹介したいと思います。

マイナビ転職の2019年「職種別モデル年収平均ランキング」によると以下のようになっています。

1位：308万円…マッサージ師・柔道整復師・鍼師・灸師
2位：328万円…通訳
3位：350万円…消防士
4位：365万円…管理栄養士・栄養士・フードコーディネーター
5位：375万円…ファシリティマネジャー
6位：376万円…医療事務・医療秘書
7位：379万円…マーチャンダイザー
8位：390万円…児童相談員
9位：398万円…品質管理・保証（建築・土木・プラント・設備）
10位：399万円…フォトグラファー

個人の能力によって差は生じるかもしれませんが、平均年収として低いのであれば、その職業の人は総じて年収が低い人が多いといえるでしょう。

年収が低い理由は〇〇だった！理由を詳しく解説！

ここからは、年収が低い理由を説明していきます。

大企業は2020年4月1日から、中小企業は2021年4月1日から「同一労働同一賃金」が始まりますが、その元となった正規社員・非正規社員の格差も理由になっています。

実際、非正規雇用の方との年収の格差は、男性の場合「正社員559万円9000円・非正規236万円」、女性の場合「正社員386万円・非正規154万1000円」となっています。

分かりやすい内容の仕事をしているアルバイトもいる一方、正社員と同じ仕事をしていても年収が違うという人もいます。

そのための法改正となっているため、正社員と同じような仕事内容をこなしている人は年収が上がるといえるでしょう。

統計上残ってはいますが、一昔前に主流だった男女間の格差はなくなりつつありますが、あくまでも会社制度の話であり、肝心の人間の心理においてはまだまだ格差が残っている可能性があります。

男尊女卑という思考の男性は多く、女性の3割は専業主婦希望となっています。

一方で年収の低い男性が増えると同時にしっかり働く女性も増えたため完全になくなるのは時間の問題といえるでしょう。

あなたは大丈夫？年収が低い人の特徴は〇〇！

年収が低い人の特徴は、諸説ありますがおおよそをまとめると「自分で考えて動けない人」です。

特に何もしないで愚痴や文句ばかりで、現実を見ずに何かをしていても明後日の方向を向いていたり、指示・指導がないと何もできない人は年収が低い確率が高いです。

最近では副業を始める方が多く、副業セミナーなども開催されていますが、参加するのは「相応のところに勤めている高学歴な方」です。

年収の低い女性ほど年収の高い男性との結婚に夢見がちといえますが、その割に婚活に励んでいる方は少なく行動に移しません。

あなたが働いている会社は大丈夫？年収の低い仕事の特徴を紹介！

ここからは、平均年収の低い仕事の特徴を紹介します。

結論からいうと、年収の低い仕事の特徴は「単純労働・結果主義」です。

単純労働は、誰でもできる簡単な仕事が多く、結果主義は一部の優秀なスキルを持っている勝ち組に利益が集中してしまいます。

逆に年収が高い仕事の特徴は「知的労働・独占業務」です。

先程の統計でもハッキリ表れているのが分かると思います。

つまり、年収を上げたいのであれば稼げる方向性で十分な勉強をするか、相応の会社に就職するのが近道といえるでしょう。

特に何もできない・何もしたくない・でも高い給与が欲しいなんて我儘は通りません。

年収を上げたいのであれば、自分の市場価値を高めましょう。

年収が低い人に訪れる未来は安定？絶望？詳しく解説！

年収が低いだけで普段の生活が苦しくなることはまぜないでしょう。

しかし、年収と年金は連動しているため老後の生活が苦しくなってしまう恐れがあります。

令和元年には「老後賃金として2000万円必要」といわれており、年収が低い人は生活水準も低いことが多いため2000万円も必要ないかもしれませんが相応の貯金が必要ということは事実です。

貯金がなければ働かなくてはなりませんが、死ぬ直前まで働くというのは困難でしょう。

そのため、働けなくなった後のことを考えて、早いうちから年収を高める行動を取ることをおすすめします。

40代の方であれば初任給から給与が大して変わっていないということはほとんどないでしょう。

しかし、いまの年収に満足していない方や老後の生活が心配・不安という方は思い切って年収の高い業界へ転職してみましょう。

年収を上げたいなら転職エージェントを利用しよう！

一般的に40代から転職することは難しいといわれています。

ですが、転職エージェントを利用すれば40代でも転職することができます。

転職エージェントでは、転職に精通したプロの人が専属として付いてくれます。

また、転職に関することなら全て行ってくれて相談にも乗ってくれるためスムーズに転職活動を行うことができます。

履歴書・職務経歴書の添削や面接対策から面接日や年収の交渉まで行ってくれるため40代の方でも転職することができ、さらに年収アップするでしょう。

1人では心配・不安という方はぜひ転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ｜年収が低いのであれば上げていこう！

いかがでしたでしょうか。

嘆いていても年収は変わらないため、どうやったら上がるのか真剣に向き合う必要があります。

年収を上げたいのであれば、転職エージェントを活用して年収アップを見込める業界へ転職してみましょう。