ホワイト企業 転職

こんにちは、転職40です。

転職活動をするときはできるだけ労働環境が良いホワイト企業と言われる優良企業に転職できるかどうかが重要です。

よって、この記事ではホワイト企業が多い業界の特徴や具体的な業界名も紹介しています。

あなたが転職を行なうときに効率よくホワイト企業を見つけコンタクトできるように書いていますので是非あなたの転職活動に役立ててください!

この記事で手に入れられる知識

・ホワイト企業が出やすい業界の特徴
・ホワイト企業なのに入りやすい業界3選
・一見ホワイト企業に見えてホワイトとは言い切れない企業3選

意外と知らない?ホワイト企業とはどんな会社なのか

転職 疑問

ホワイト企業という言葉は最近浸透してきていますが、具体的にホワイト企業って何?ということになると人によって感覚が違う面もあります。

よって、まずはここでこのサイトで定義するホワイト企業の定義をお伝えします。

ホワイト企業とは

  • 給料が一定の水準以上
  • 休日が取れる/有給が取れる
  • 残業が少ない/残業代が出る
  • 福利厚生が充実
  • 離職率が低い
  • パワハラ/モラハラが無い

という企業だとこのサイトでは定義します。

会社で働くということはそれなりの給料をもらって、快適な環境で働き、自分や家族のために時間を取ってゆとりある生活をするというのは多くの人が望んでいることでそれを満たしている企業ということになりますね。

こういった企業は当然入社するためにはハードルが高く難しいことがほとんどですので、どんな業界や業種にホワイト企業が多いのかを把握し、各業界ごとに対策をしっかり立てて転職活動に望むことが重要になってきます。

よって、今回はホワイト企業が出やすい業界や業種について説明していきます。

ホワイト企業が出やすい業界の特徴

40代転職

ホワイト企業が出やすい業界の特徴は

  • 参入障壁が高い(初期費用/専門性)
  • 一人あたりの利益率が高い
  • 労働集約型ではなく資本主役型や知識集約型

というものがあります。

参入障壁が高いというのは例えば初期費用が恐ろしく高くそれなりの資本を持つ大企業でも簡単には参入できない業界のことです。

例えば鉄鋼業界は工場を建設使用するだけで数千億のお金がかかります。

そういった金額を調達できる企業というのは非常に少なく競合企業が現れづらいです。

また専門性が高いかどうかということも問題になってきますね。

例えば上記した鉄鋼業界に関しても世界的にもトップレベルの技術力を持っていますので、たとえ数千億調達できたとしてもそれを運用するノウハウがなければ、工場を建てただけで運営することは出来ないということになってしまいます。

他にも製薬会社や化学メーカーなど独自の技術が無いことには参入が出来ません。

こういった参入障壁の高さがあることで競合企業も少なくなるので余裕ができその余裕を社員に還元できるという事です。

一人あたりの利益率の高さに関してはやはり企業は収益を出してなんぼなので一人あたりの利益率が低い場合は収益がまだ目標値に達していないので、目標に達するまで働いてくれ。ということに繋がります。

逆に一人あたりの利益率が高ければ少ない労働で目標の数値に達しやすく残業を抑えながら休日も確保し一定の水準以上の給与を渡すことが出来ます。

労働集約型ではなく資本集約型や知識集約型とは?

ホワイト企業が多い業界かどうかということは労働集約型ではなく資本集約型や知識集約型なのか?ということを考えると見つけやすくなります。

労働集約型とは事業を進めていく上で人の労働力を使う割合が多い産業になります。

例えば飲食業などサービス業は人が働かないと成り立たないことが多く労働集約型と言えます。

事業を進めるにあたって人の労働力に頼る部分が多いということは、一人あたりの利益率は少なくなる傾向にあるので給与が低かったり、労働環境が悪くなってしまう傾向があります。

なぜ資本集約型/知識集約型はホワイト企業が多いのか?

資本集約型とは事業を進めていく上で人の資本力を使う割合が多い産業になります。

例えば先程例に出した鉄鋼業界は非常に大規模な生産設備という資本を活用して事業を進めていきます。

よって資本集約型といえ、こういった大規模な生産設備は誰でも作れるものでもないので新規参入が少なく独占的に進めていけるので給与や労働条件が良くなる傾向にあります。

知識集約型とは事業を進めていく上で人の知識を使う割合が多い産業になります。

代表的な業種としてはコンサル業など特殊な知識やスキルが必要な業種になります。

コンサル業は在庫や生産設備もいらない上に特殊な知識やスキルを売りに高額なサービス料金を企業からもらえるので社員への待遇が高い傾向が強いです。

先程例に出した業種で言うと製薬会社や化学メーカーなどがありこれらの業種は独自の知識やノウハウ(知識)が必要になり、かつ大規模な生産設備も必要になって競争力が強くなるのでホワイト企業も多い業界です。

上記の理由から

  • 参入障壁が高い(初期費用/専門性)
  • 一人あたりの利益率が高い
  • 労働集約型ではなく資本主役型や知識集約型

という業界からはホワイト企業が出やすいです。

では具体的にどんな業界にホワイト企業が多いのかを紹介していきます。

誰も参入できない!インフラ(電気、水道、ガス)

電気、水道、ガスと言った業界はまさに参入障壁が高い業界の代表格ですね。

初期投資の費用は何千億か下手すると兆にいくのではないかというくらいの金額がかかりますし、国の許認可も必要になる分野ですので参入障壁はトップレベルに高いです。

また一度インフラを作ってしまえばあとはそれを維持していくというルーチンワークの割合が多いので、忙しくてなるということにもなりずらい業界です。

よって、激しい競争をせずに収益を確保できるし、余裕を持った勤務体系にしても業務に支障をきたすことが少ないので必然的にホワイト企業になる業界です。

知られていない優良メーカー多し!素材メーカー/化学/繊維/セメント/ガラス/パルプ

素材メーカーは最終製品を作るのではなく最終製品の原料を作る会社です。

例えば鉄鋼業メーカーや化学メーカー、繊維メーカー、セメントメーカー、ガラスメーカー、パルプメーカーなどが素材メーカーになります。

素材メーカーも工場に数千億単位のお金がかかって初期費用が高く、高い技術力も必要となるため参入障壁が高く十分な収益を確保できます。

そして複数の大口企業との取引ができるため一人あたりの利益率が高く効率的な営業が可能です。

よって、給与が高く残業が少ない、有給休暇が取れるなど労働環境が良い会社が多いです。

入るところを間違えなければ超ホワイトも可 公務員

公務員は国や地方自治体が雇い主になるのでまず潰れることは無いですし、お役所仕事と言われるように、良くも悪くも職員のペースで仕事を進めていきやすいです。

給与も飛び抜けて高いということは少ないですが、一般的な金額は確実にもらえますし退職後の保証などもしっかりしており安心感がありますね。

ただし公務員といえども中央省庁など激務の場合があるので入社を検討する場合にはしっかりリサーチするようにしてください。

公務員の場合はネットで検索してもそういった実態に関する情報は出てきやすいので情報をつかみやすいです。

ホワイト企業なのに入りやすい掘り出し物企業が多い業界3選

普通の人の目には触れない 機械メーカー(工作機械メーカー等)

機械メーカーは工場などで使用する機械や設備を販売し納入を行ないます。

取引先のほとんどが大手企業で安定しており、納入金額が高額なので営業効率が高いです。

そして、その会社でしか作れないという製品が多いため利益率も非常に高い場合が多いです。

そうした優良企業が多いにも関わらず、最終製品を作っているわけではないので知名度が低い会社が多く狙い目です。

異常に休みが多く給与も高い 大学職員

転職 大学職員

大学も参入障壁が高く、知名度の無い大学はそうでも無くなっていますがそれなりの大学であればまだ潰れたり経営難になる可能性は低いです。

また、大学の夏休みや冬休みに合わせて休みを取れるため年間休日120日前後が平均だったり、ノルマがなく残業や繁忙期が少ないということがほとんどです。

さらに有名大学だと年収1,000万円を超える場合もあり給料も高く、競争も少ないので年功序列で給与が上がっていきます。

一般の会社では事務職は裏方の仕事でありメインの職種ではないためそれほど多くの人が付ける職種ではありません。

事務職でここまでの条件というのは珍しいので事務職を希望する場合は特に大学職員に注目すべきですね。

ただし、子供の数が減っているので将来性という意味では注意が必要ですし、完全な年功序列なので使えないおじさんが勤続年数だけで年収1,000万円を超えていても憤りを感じるような場合は注意が必要です。

ブラック企業が多い業界でも優良穴場企業の場合が? 大手企業100%子会社

転職 子会社

穴場としては大手企業の100%子会社は、たとえブラック企業が多い業界でも親会社ほどの水準ではないにしても給与が常識はずれに低いということは少ないです。

また残業や福利厚生施設など労働環境に関しても親会社の条件を基準にしているので、同業他社よりも良い場合が多いです。

親会社の名前を使用していないケースもあり知名度が低いことによって、競争率が低いことも多いので狙い目ですね。

【要注意】一見ホワイト企業に見えてすべきホワイトと言い切れない企業3選

一般的にホワイト企業だと考えられている企業であっても意外と労働環境が良くないなどの理由で労働環境が良くなかったり離職率が高い業界があります。

そういった業界を紹介していきます。

良心がある人はやめるべき?金融

銀行や証券会社などが金融業は開業に多額の資金が必要になり、国の許認可が必要なので参入障壁が高いです。

給料は高く社会的な地位も高いですが激務になることが多く、例えば証券会社では忙しいときには徹夜をして働くこともありますし、社内での競争が激しいので常に勉強が必要だったり、土日も接待ゴルフをしたりと常に仕事からのプレッシャーを感じやすい場合が多いです。

よって、待遇は良いですが労働環境に関してはホワイト企業とは自信を持って伝えずらい部分があります。

また、特に銀行は簡単に言うと相手を値踏みしてお金を貸していくことが重要な業務だったりするので、相手の状況が悪くなると問答無用で融資を止めたりと良心が痛むような業務もあるのでそういったことで良心が痛むような場面もあります。

よって、仕事に対してどれくらいの情熱を持てるかは入社する際によく考える必要があります。

目標達成しないと激詰め 商社

商社も給与などの待遇は良い業界ですし、世界をまたにかけて活躍できるようなかっこいいイメージがありますね。

しかし、実態はバリバリの体育会系で、きついノルマが課せられそれが達成できないと鬼のように詰められるという会社が多く常に数字のプレッシャーから追いかけられるケースが多いです。

また、長時間残業、休日出勤は当たり前なので自分生活を仕事に捧げるというような意識でいないと厳しいと感じる社員が多く実際にそのプレッシャーに耐えられず退職する方が多い業界です。

よって、営業にすごく自信がある場合や仕事に本気で熱中して、労力も時間も割く気持ちがあるのかをしっかりと確認する必要があります。

意外と泥臭い仕事?航空業界

転職 航空業界

特に航空業界は華やかな業界で給与も高く憧れる人の多い業界ですが

実際に飛行機に乗れるのはパイロットやCA(スチュワーデス)など限られた人たちですし、地上勤務であれば通常の会社とそう変わりません。

また、パイロットは日頃から体調の管理が求められるのでストレスが強いケースがありますし、パイロット以外でも勤務時間は不規則、土日休みは難しいなど意外と離職率が高いです。

よって、こういった点を意識して転職活動に望むべきですね。

ホワイト企業が多い業界の特徴

・参入障壁が高い(初期費用/専門性)
・一人あたりの利益率が高い
・労働集約型ではなく資本主役型や知識集約型

いかがだったでしょうか?

ホワイト企業を見つけるには上記した業界の特徴を理解して探していくことをお勧めします。

そうしてある程度業界を絞ったら、見つけた企業が本当に優良企業なのかをしっかり調べることをお勧めします。

企業の判断方法は下記の記事を参考にしてみてください。

こういったホワイト企業を見つけるには転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのも有効な方法ですね。

是非キャリアアドバイザーに相談することも検討してみてください。