こんにちは、転職40です。
入社した会社を短期間で退職をした場合、面接では不利に働きやすいです。
そこで短期で退職した経歴を履歴書に書きたくない。という考えが出ても普通ですね。
今回は短期退職を履歴書に書くべきか書かざるべきかをお伝えします。
・短期退職の過去を伝えるべきか?
・短期退職がばれないケースとは?
・書類で落ちる原因が短期退職だと確定したときの裏技
短期退職は必ずバレる?短期退職時のあなたの状況とは?
短期退職を行った場合履歴書にそのことを書かなくても社会保険(厚生保険、健康保険、雇用保険)や厚生年金の手続きを短期退職した会社が行っていれば、新しく入社した会社でこれらの手続きを行う際に短期退職はバレる可能性は高いです。
面接期間中にはあなたの社会保険の加入状況などを調べることは無いので短期退職に関してバレることは無いのですが、入社後に社会保険(厚生保険、健康保険、雇用保険)や厚生年金の手続きをすることで担当者にわかってしまう可能性が高いです。
また、2ヶ月や3ヶ月で短期退職した場合、そのことを履歴書に書かない場合は空白の期間が生じ、その間に何をしていたのか面接官から聞かれる可能性が高くそれに対する返答もしっかり考える必要があります。(自分から短期退職したことを伝える必要はありませんが、聞かれた場合は嘘をつけないので入社していた会社があったことは伝える必要があります。)
よって、面接中に短期退職したことはバレなかったとしても、空白の期間に関して突っ込まれたり、入社後に短期退職したことがバレることが気になったり恐れて罪悪感を感じるようなことであれば、多少不利になったとしても履歴書には書くべきです。
よって、短期退職をした場合には原則的には正直に履歴書に書いたほうが無難です。
短期退職を面接で確認されたときの答え方
面接時に短期退職に関して確認されたときですが、答え方で印象はかなり挽回できます。
例えば
『入社後に給与の条件等が面接時に話していたのと全く違いました。
具体的に言いますと面接時に提示されていた金額の3分の2程度の給与でした。
よって、この条件に関して確認したのですが明確に返答を頂くことができず、改善されることがなかったため退職を決めました。
こちらも入社前にもっとしっかり確認すべきだったという反省点もあるので今後はしっかり話し合ってお互いの認識に間違いがないようにしていきたいです。』
『入社月より残業時間が月に160時間を超えて残業代が出ず、休日も月に3日程度でした。
自分としても仕事を効率的にするために努力をしたり、少しずつでも改善できないかお願いしたりもしました。
しかし、状況は改善されることはなかったので短期間ではあったのですが退職をすることにしました。』
このようにどう考えてもその状況は仕方がないということを思わせつつ、自分も確認不足だったなど落ち度があって、その結果自分はどう動いたのか?そして次からはどうするのかということを伝えられれば良いです。
また、退職理由に現状面接を受けている会社が少しでも当てはまりそうな場合はそれを聞いた面接官は自分の会社でも短期退職するのではないかと警戒する場合も多いので、具体的な数値も出して客観的に判断できるようにしたほうが良いです。
特に『給与面』『労働環境面』などの理由は気をつけて、明確な数値を出したほうが良いですね。
例えば残業時間が多かったという理由にしても、残業が無い会社はほぼ無いので、残業が多かったということだけを伝えると『うちも残業はあるんだけど。。。』と面接官に思われてしまうこともあるので、月にどれくらいの残業時間だったのかなど具体的に伝える必要があります。
こうして答えることであなたの短期退職に対する悪い印象は最小限にすることができます。
短期退職がばれないケースはどういうケース?
短期退職では基本入社後にバレることが多いですが、ばれないケースがあります。
それは1週間以内での退職など超短期間で辞めた場合です。
1週間以内に会社を辞めて社会保険(厚生保険、健康保険、雇用保険)や厚生年金などの手続きが済む前であればバレることはありません。
また、空白期間も短いためこの空白期間に何をしていたの?と聞かれることもありません。
よって、あなたが1週間以内に転職した会社を退職した場合はそのことを履歴書や職務経歴書に書くことが無くても問題になる可能性は極めて低いです。
なのでもし入った瞬間にブラック企業だとわかったりあからさまに面接時に伝えられていたことが違うとわかった場合はできるだけ早く退社すると会社に入社していたことを伝える必要が無くなる可能性が高まります。
短期退職を履歴書に書いたことで書類が通らないことが確定した場合の裏技
冒頭で僕は短期退職をした場合には面接時にばれなくても、入社後にバレる可能性があるので原則履歴書には書いたほうが良いとお伝えしました。
しかし、例外があります。
それは短期退職したことが要因で書類審査に通らないとわかったときです。
その場合は短期退職したことを履歴書に書かないということを検討するのもありです。
履歴書に短期退職を書かないという裏技を使った結果
これは僕の例ですが1度1ヶ月で短期退職した経験があり、さらにその前の会社を半年くらいで退社しており、そのことが原因で書類審査に落ちまくっていたときがあります。
そこで僕は1ヶ月で退職したことを履歴書に書くのをやめました。
そうすることで書類審査に通ることが増えて、面接までできるようになることが増えました。
そして、面接でも聞かれない限りバレることはほぼないので、面接を行って数社から内定をもらうことが出来たという経験があります。
本来であれば僕も短期退職したことを隠したいと思っていませんでしたが、正直そんなことを気にしている場合ではありませんでした。
入社後にばれて気まずくなろうが、若干信頼を失おうがまず面接をして、入社しないと話になりません。
気まずいとか信頼というのは、書類に通って面接を行った後の話しです。
そう考えて短期退職したことは言わずに面接を行って内定を勝ち取ることが出来たわけです。
実は面接時に短期退職したことについて聞かれました。
全ての会社で1ヶ月の空白について聞かれたわけではないですが、実は面接時に内定をもらえた会社のうちの1社の担当者に 『履歴書に1ヶ月の空白ありますがこの間は何をしていたんですか?』と聞かれんたんです。
こう聞かれたら嘘はつけないので短期退職について話す必要がありました。
そのときの僕の返答は
『その1ヶ月は試用期間でした。
(本当は試用期間ではない。)
そんな就職とも言えない就職も書くべきだったのでしょうか?
もしそうだったのならすみませんでした。』
という返答でした。
結果相手も完全に納得した感じではありませんでしたが、問題になることはなく面接は進んでいきました。
そして、聞かれたからとはいえ一度面接で伝えてはいるので、入社後に短期退職のことを突っ込まれても、『面接時に言いましたよ』と言えばそれで終わりですね。
実際は入社後には面接時に伝えたからなのか、ばれなかったからなのかはわかりませんが、特に短期退職について指摘されたり問題になることは僕はありませんでした。
確かに一切こういった気まずさやリスクは負いたくないという場合は正直にきっちり書くほうが良いかもしれないです。
しかし、僕のように短期退職のことを書くことで書類審査にさえ通らないという場合はまず面接して入社しないと何もはじまらないのでこういった裏技を使うのもやむを得ないと考えています。
よって、短期退職を理由に書類審査や面接が通らないと思われる場合は 自己責任になりますが 、短期退職のことは書かないという選択をするのもありではないかと思います。
・原則は短期退職は履歴書に書くべき
・1週間いないなど超短期間で辞めて社会保険等手続きされていない場合は各必要はない。
・短期退職が原因で書類に落ちまくる場合は書かないで乗り切るのもあり。(自己責任で)