転職活動をするにあたり自分の強みを把握したくて、「グッドポイント診断」を受検しようと考えている方も多いでしょう。

グッドポイント診断の結果はよく当たるだけではなく、転職エージェントと併用することによって成功確率を上げることができる大変便利なサービスです。

そこで今回は、そんなグッドポイント診断について詳しく説明していきます。

この記事で得られるグッドポイント診断に関する知識

・グッドポイント診断とは?メリットやデメリットについて
・グッドポイント診断を履歴書・職務経歴書・面接に活かす方法
・グッドポイント診断の効果を最大限活かして転職成功させるコツ

グッドポイント診断とは?無料で受検できる万能のサービス!

「グッドポイント診断」とは、その名前の通り自分のグッドポイント(強み)を教えてくれる自己分析ツールのことで、日本国内最大級の人材紹介大手企業の「リクルート」が提供しています。

質問に対する答えを選択し、全ての質問に答えると自分では気づいていない強みを知ることができます。

親密性・現実志向・慎重性・冷静沈着・自己信頼・俊敏性・受容力・バランス・継続力・社交性・挑戦心・悠然・高揚性・感受性・柔軟性・自立・独創性・決断力の18種類の強みの中から5つ、自分の強みは何なのか知ることができます。

無料なのにも関わらず、組み合わせが8568通りと非常に多いことが特徴です。

グッドポイント診断のやり方とは?会員登録しなくてもできるの?

グッドポイント診断を行うには、まず「リクナビNEXT」に登録しなければなりません。

面倒だと思う方もいるかもしれませんが、登録に必要なのは「メールアドレス」「名前」「生年月日」「パスワード」のみです。

リクナビNEXTの会員登録が完了したら「受検ボタン」を押すだけで「グッドポイント診断」が利用できます。

登録自体は3分程度と非常に簡単にでき、グッドポイント診断の質問も簡単ですが全部で293問もあるため時間がかかってしまいます。

そのため、時間に余裕があるときに行うようにしましょう。

また、グッドポイント診断を行えるのは1回限りです。

間違えてしまいもう一度やり直したいと思っても、受け直すことはできないため、焦らずに正直に答えましょう。

グッドポイント診断のメリット・デメリットとは?

グッドポイント診断の最大のメリットは、18の要素から自分の強みを5つ把握できることです。

自分では気づいていない強みを知ることができるだけではなく、どう社交性があるのか、どう柔軟性があるのか詳しい解説が就いてくるため、履歴書・職務経歴書のブラッシュアップに役立てることができます。

反対にデメリットは、「40分の制限時間が設定されている」「やり直しができない」「質問数が多いため疲れる」ことです。

しかし、普通に行えば20〜30分程度で全ての質問を答えることができるため、時間が40分と限られていることは気にしなくて良いでしょう。

また、質問数が多いため疲れるというデメリットも、診断を受検できるのは1回きりと思えばあまり気にならないはずです。

そのため、グッドポイント診断のデメリットはやり直しができないことのみと考えて良いでしょう。

グッドポイント診断を受検できるのは1回きりなので、時間に余裕があって疲れていないときに行いましょう。

自己分析にグッドポイント診断の効果を最大限に活かす方法!

グッドポイント診断の効果を120%発揮させる方法は、「5つある強みのうち上位2つに注目する」ことです。

診断結果ででてきた5つの強みのうち確かに上位は自分に当てはまると感じることができるでしょう。

しかし、3つ目以降に記載されている強みは、自分らしい強みではない可能性があります。

転職活動では、自分らしさをしっかり伝えることが重要で、さらに他者より優れていることをアピールすることが必要です。

そのため、自分らしさを最大限に伝えることができる上位2つの強みに注目すると良いでしょう。

さらに、上位2つの強みが活かされた経験や実績を考えてみましょう。

なかでも、自分自身が最も輝いた経験や実績を選ぶと良いでしょう。

また、上位2つの強みと周囲との関わりを繋げて考えることで、より際立った強みとして認識されるため、「どのようにして周囲とチームワークを築いたのか」「チームの中でどのようにして自分の強みを活かしたのか」について、考えをしっかり深めておきましょう。

履歴書・職務経歴書の作成が苦手?グッドポイント診断を活用して楽に作成する方法とは?

履歴書・職務経歴書を作成する際、「何を書けばいいのか分からない」という方も多いでしょう。

グッドポイント診断を活かすことによって、楽に履歴書・職務経歴書を作成することができます。

自己分析ではグッドポイント診断で得た自分の強み上位2つに注目すると説明しましたが、履歴書・職務経歴書の作成では上位1つに注目しましょう。

複数の強みをアピールすると、詳しく掘り下げができないため、せっかくの強みを十分に伝えることがでず、さらに一つひとつの印象が薄くなってしまいます。

そのため、しっかり活かすために上位1つに絞りましょう。

しかし、「柔軟性がある」だけですと印象に残りません。

そのため、より分かりやすい強みとするためにグッドポイント診断の詳細な説明を参考にすると良いでしょう。

文章を書くのが苦手な人でも簡単にアピールすることができるでしょう。

グッドポイント診断を面接に活かして転職成功する方法!

転職活動の中でも面接が特に苦手、不安という人も多いでしょう。

面接で高い評価を得て内定を取るためには、自分の強みをしっかりアピールしなければなりません。

そこでグッドポイント診断を活用すると、苦手な面接に大いに役立てることができます。

自分の強みを最大限にアピールするためには、自分の強みを理解して面接採用者に納得させられるストーリーを組み立てなければなりません。

そのため、アピールの一貫性を高める必要があります。

履歴書・職務経歴書などの書類と同じ強みをアピールすることによって、自分の強みをしっかり印象付けることができるため、グッドポイント診断で把握した自分の強みのうち、最も自分に相応しい強みを選択しましょう。

成功確率が上がる!グッドポイント診断と転職エージェントを併用しよう!

グッドポイント診断の結果を活用して、自己分析・履歴書や職務経歴書の作成を1人で行うことに不安を感じている方は転職エージェントも併用しましょう。

転職エージェントでは専属キャリアアドバイザーが付いてくれ、転職に関する全てのことを行ってくれます。

そこで、専属キャリアアドバイザーにグッドポイント診断の結果を見せて、それを参考に推薦文を書いてもらうことで、より転職成功確率が上がるでしょう。

転職エージェントでは紹介したい会社に推薦文を送りますが、これまで大量に推薦文を書いているため似たり寄ったりの推薦文となり、自分の強みが伝わりにくい推薦文となってしまう可能性があります。

しっかり自分の強みを伝えるために、グッドポイント診断の結果を専属キャリアアドバイザーに見せるようにしましょう。

また、転職エージェントでは履歴書・職務経歴書の添削や面接対策も行ってくれるため、グッドポイント診断の結果を参考に自分の強みを最大限にアピールできる履歴書・職務経歴書や面接を行うことができます。

まとめ|グッドポイント診断を活用して転職成功させよう!

いかがでしたでしょうか。

グッドポイント診断を活用すれば、転職活動をスムーズに行うことができ、苦手な履歴書・職務経歴書の作成や、面接に役立てることができます。

そのため、自分の力だけで履歴書・職務経歴書を作成したり、面接を行うより希望する会社に入社できる可能性がグッと近づくでしょう。

また、転職エージェントを併用することにより、さらに転職成功確率が上がるため、ぜひグッドポイント診断と転職エージェントを活用してみてください。

グッドポイント診断の3ヶ条

・リクナビNEXTへ会員登録しないと受検できない
・18つの要素から自分の強みを5つ知ることが可能
・転職エージェントを併用することで転職成功確率が上がる