こんにちは、転職40です。
転職では情報を集めてこれから面接を受ける企業が、本当に自分に合った会社なのかということを調べることが重要です。
そこで今回は転職時の企業の調査方法をご紹介していきます。
この方法をマスターすることであなたに合った優良企業を見つけられたり、入社後に聞いていた情報や環境と違いが大きすぎて唖然とするということがなくなります。
・転職応募時に調べるべきこと
・効率的に転職に必要な情報を集める方法
情報が多すぎるときにまず見るべき情報は?
上場企業であれば財務諸表等会社の業績に関わる情報が、必ずホームページで公開されています。
しかし、詳細の情報も提示されていることが多いため、何を見れば良いのか迷う場合もあると思います。
その際に見るべき情報は財務ハイライトです。
財務ハイライトでは社員数などの基本情報をはじめとして、直近5年の売上から最終利益までの推移を見ることができ、その会社の業績をある程度掴むことができます。
あとは決算説明会等の説明資料が見られることが多いので、会社の計画を見ていくと良いですね。
そうすることでその会社が今後どう考えて会社を運営していくのかがわかりますし、面接でもかなり鋭い発言や質問ができるようになります。
それ以外の詳細資料なども必要があれば見ていくと良いですが、まずは上記2つの内容を見ることで転職で最低限必要な情報は読み取っていくことができます。
非上場企業の転職情報収集に最もおすすめの情報媒体
非上場企業の場合は紹介したように業績や決算説明会等の説明資料の情報を、ホームページなどで公開していることは少ないです。
その場合は東洋経済新報社の出している就職四季報を見ていくことがおすすめで、就職四季報では非上場企業の求人に関する情報が掲載されています。
もともとは新卒向けの企業情報誌なのですが、転職時にも役立つ情報が多いです。
公開されている情報がどのようなものかというと、
- 平均年収
- 採用数
- 有給消化状況
- 採用実績校
- 業績(直近3年間 売上/営業利益/経常利益/純利益)
- 残業時間
- 離職率/平均勤続年数
と転職に必要な情報が網羅されているので、特に非上場の知名度が低い優良企業を見つける必要がある40代の転職では、就職四季報を使うことがおすすめです。
本当に使える?就職四季報の使い勝手
実際の内容はこんな感じで転職時に役立つ情報が盛り込まれていることが分かると思います。
また、採用人数ベスト100や平均勤続年数ベスト100、有給消化ベスト100といった就職四季報ならではのランキング情報もあります。
こういったランキングに登録されている企業は大体は大手企業ですが、中には知名度が低い企業も入っているのでこういった情報も参考にしてください。
そして、取材に対する協力度合いを示す開示率をつけていたり、企業から答えられなかった情報には答えられなかった。と提示してあるので情報に対する信頼度もありますね。
もちろん上場企業であっても有給消化率、離職率、残業時間といった就職四季報でしか見れない情報があり、価格も2,000円程度で購入できますので、就職四季報は是非手に入れられることをお勧めします。
口コミサイトの情報はステマ?信憑性はある?
最近ではネットでの口コミサイトも増えてきています。
例えば転職会議、キャリコネ、オープンワーク(旧ヴォーカーズ)といったサイトです。
転職の口コミサイトは口コミの投稿数も多いですし、転職する会社の内情を知るのには非常に役立ちます。
このような形で結構詳細まで書かれています。
僕の働いていた会社も数社掲載されていましたが、大方僕が働いていたときの印象とも合っているので、正直はじめは信憑性を疑っていましたが、意外と現場とずれがなく参考にできると思いました。
口コミ内容は書く人によって差はありますが、ある程度信頼できる情報ですね。
口コミ内容や評価は人によって違うこともあるので、口コミサイトには複数社登録を行って、できるだけ多くの人の生の声を見てみることをお勧めします。
重要な会社は1,200円で詳細情報を取れるサービスを
入社を真剣に検討する場合や、紹介した就職四季報やホームページで詳細の情報を取れないときは東京商工リサーチの情報を購入するのがおすすめです。
1社1,200円とコストは掛かりますが、人生を左右することですので特に入社を決める可能性があるくらいの段階にいっても、詳細の企業情報を集められていない場合は購入されることをお勧めします。
また、同業他社で帝国データバンクがありますが、帝国データバンクは若干料金が高いのと、中小企業に関しては東京商工リサーチのほうがデータ量が多いので東京商工リサーチをお勧めします。
見落としがちのチェックポイントは?
今は大抵の会社がホームページを持っているので会社を選ぶ際や、面接を行う際には会社のホームページを見ると思いますが、そのさいに福利厚生内容を見てみてください。
無難な福利厚生を書いている会社はそれほど参考になりませんが、ユニークな福利厚生を用意している会社は社員のことを大事に考えている会社が多いです。
よって、会社のリサーチ時に福利厚生の内容を確認するようにしてください。
福利厚生は見落としがちなチェックポイントなので意識して見るようにしてください。
転職時に優良企業を短時間で判断するポイント
これまでの内容をまとめると調べる内容としては下記のものがあります。
- サイトに掲載されている財務ハイライト、決算説明会等の説明資料
- 就職四季報(東洋経済新報社)
- 転職口コミサイト(転職会議、キャリコネ、オープンワーク)
- 東京商工リサーチ有料情報(企業情報/企業ダイジェスト)
上記のことを調べることで知名度に対して予想外に良い会社は結構あります。
そういった会社は40代の未経験でも今までの経験を活かせる社員や、マネジメント能力のある人材を探していることが多く、そういった会社を見つけられる可能性は高いです。
しかし、ここまでのことを調べて、やっと良い会社に転職できる可能性が上がったというだけです。
紹介した情報をもとに転職エージェントからも情報をとったり、面接で調べた条件と違いはないか確認することは意識する必要があります。
そうすることであなたの転職活動の成功率を上げていくことができます。
ぜひ頑張っていきましょう!