転職エージェントに登録したのは良いが、「連絡がしつこくてうざい」「対応・態度がむかつく」など、思いも寄らない悩みを抱えてしまう求職者もいます。
せっかく勇気を振り絞って転職エージェントに登録したのに、逆にストレスとなりかねません。
そこで今回は、むかつく転職エージェントの特徴や対処法、さらには裏事情まで詳しく説明していきますので、ストレス解消に役立ててください。
・むかつく転職エージェントの特徴
・むかつく転職エージェントが出てきてしまう原因
・転職エージェントがむかつく場合の対処法
転職エージェントに対して「むかつく」と感じている人は多い?評判を紹介!
転職エージェントに対して「むかつく」と感じている人は意外と多く、以下のような口コミをよく見かけます。
「そんな理由ではどこの行っても通用しない」と頭ごなしに否定された
「こういう風にしないとダメ」とマウントを取るような口調で話された
希望は無視するし、電話とメールがしつこい
このように悪い評判があるのは事実です。
とはいえ、「転職エージェントのおかげで自分が希望していた会社に入社できた」など、良い評判もあります。
転職エージェントを利用した転職活動で大切なのは、自分にピッタリなところを見つけることです。
しかし、自分にピッタリな転職エージェントに出会えるかどうかは運のようなものなので割り切って考える必要があるでしょう。
あなたの担当は大丈夫?むかつく転職エージェントの特徴を紹介!
むかつく転職エージェントには以下のような共通点が存在します。
- 常に上から目線
- 結論しかいわない
- 都合の良いことしかいわない
- 正論ばかりで気持ちに寄り添わない
- 知らないのに知っているふりをする
- 人のせいにする
- ノルマ優先
- 電話・メールがしつこい
そこで、ここからはむかつくエージェントの特徴を紹介していきます。
むかつくと感じる1番の理由は常に上から目線で偉そうに話してくるタイプのエージェントではないでしょうか。
なぜか高圧的な態度を取ってきて「あなたの経歴では無理」「この条件は無謀」というようにオブラートに包まずに偉そうに話してくるエージェントも多いです。
また、おすすめ求人を提示するだけで、その求人を選んだ理由や経緯を説明しないエージェントも存在します。
そのため、本当に自分にあっているのか、またしっかり考えられているのか不安に感じたり、さらには見当違いな求人を紹介されて時間の無駄になってしまうケースも少なくありません。
なかには、ノルマを優先するといった転職エージェント自身のことしか考えておらず、転職しやすい企業ばかり紹介してくるエージェントいるなどむかつく転職エージェントは意外と多いです。
むかつく転職エージェントが出てくる理由とは?裏事情を徹底解説!
ここからは、なぜこういったむかつく転職エージェントが存在するのか、出てきてしまうのか説明していきます。
まず、転職エージェントはボランティアではなくちゃんとしたビジネスとなっており、求職者と無得ようで面談を行い、求人を出している企業に紹介します。
その後、企業が採用したい場合に企業から紹介料を貰うという仕組みとなっています。
つまり、求職者からは一切お金を貰わずに企業側から貰うため、企業の意向の方が強くなりがちです。
こうしたビジネスモデルの背景もあって、どうしても求職者への圧力を加えてしまいがちなため「むかつく」と感じる人が出てきてしまいます。
エージェントに課せられているきつい目標とは?
また、エージェントに課せられている目標も原因の一つになっています。
転職エージェントはボランティアではなくビジネスとなっているため、売上を上げる必要があります。
その際、高い目標を課せられることが多く、「採用確定させた人数」「紹介料の金額」など、企業によって目標設定されています。
いずれも採用を確定させないと目標達成とならず、この目標を達成するために企業への応募数・面接実績数などをKPI(重要業績評価指標)として置かれているため、求職者への圧力のかけ方がどうしても強くなってしまうという背景があります。
さらに、転職エージェントとしての経験が浅いためスキル不足が原因の場合もあります。
経験を積めば積むほど、求職者満足度が上がっていくため、経験の浅い転職エージェントだと「むかつく」と感じてしまう場面がある可能性があります。
そのため、優秀でベテランの転職エージェントであれば信用でき、ストレスなく転職活動を行えるでしょう。
このように「ビジネスモデルの問題」「課されている目標」「スキル不足」が原因でむかつく転職エージェントが出てきているのです。
むかつく転職エージェントにあたってしまったらどうすればいい?対処法を紹介!
次いで、むかつく転職エージェントにあたってしまった場合の対処法を紹介します。
むかつく転職エージェントの特徴でも説明したように、なかには常に上から目線で対応してきたり、ノルマを優先した態度を取る人もいます。
その場合、重要となってくるのが「主導権を握られない」ことです。
求職者が主導権を握るためには細かく要望を伝え、予めしてほしくないことをはっきり伝えることが大切です。
そのため、事前に以下のようなことを伝えておくと良いでしょう。
- 平日の昼間には電話しないでほしい
- 条件に合わない案件は紹介しないでほしい
- 年収〇〇万円以下の求人は紹介しないでほしい
- 平均残業時間が〇〇時間を超える企業は紹介しないでほしい
このように、細かく伝えることで回避することができるでしょう。
上記の対応を行っても改善されない場合は、思い切って担当者を変更してもらいましょう。
担当者を変更してもらうときの注意点は?
登録している転職エージェントの公式サイトから担当者変更申請を行うか、直接担当者に伝える方法があります。
この時、強い表現を使用したクレームを入れてしまうと転職エージェント内で悪口をいわれたり、良い求人案件を紹介してもらえない可能性もあります。
そのため、感情任せに伝えるのではなく、丁寧に伝えるようにすると良いでしょう。
もし、担当者を変えてもらうことに引け目を感じて、できないという方は「他の転職エージェントの意見も聞いてみたい」と伝えると良いでしょう。
現在利用している転職エージェント自体が合わない場合は、別の転職エージェントに乗り換えてみるのも良いでしょう。
また、複数の転職エージェントに登録して自分と相性の合うところを見つけるのも良いでしょう。
自分にピッタリな転職エージェントに出会えるのは運のようなものなので、できるだけ早めに見つけたい、転職したいという方は、複数の転職エージェントに登録してみてください。
そうすることで、自分の理想の転職エージェントに早く出会うことができ、ストレスなくスムーズな転職活動を行えます。
まとめ|自分にピッタリな転職エージェントを見つけよう!
いかがでしたでしょうか。
転職活動を成功させる秘訣は、自分と相性が良い転職エージェントを利用することです。
上から目線で対応してくる転職エージェントや、結論や正論しかいわない転職エージェントが担当者になってしまった場合、ストレスが溜まったり転職活動をスムーズに行える可能性は低くなってしまうでしょう。
そのため、複数の評判が良い転職エージェントに登録して、自分にピッタリな転職エージェントを見つけましょう。
・事前に要望を細かく伝える
・担当者を変えてもらう
・他の転職エージェントを利用する