「転職エージェントは掛け持ちしても大丈夫なの?」
「掛け持ちするなら何社がベストなの?」
このような悩みを抱えている人もいると思います。
そこで今回は転職エージェントの掛け持ちに関することについて詳しく説明していきます。
・転職エージェントは複数掛け持ちしても大丈夫なのか?何社がベストなのか
・転職エージェントを掛け持ちするメリット・デメリット
・掛け持ちする転職エージェントの選び方や注意点
転職エージェントは掛け持ちしても大丈夫?おすすめは〇社掛け持ち!
近年、転職エージェントを複数掛け持ちしている転職者がほとんどで、「リクナビNEXT」の調査によると転職者全体の転職エージェント利用者数は平均2.1社となっています。
また、転職成功者を見てみると平均4.2社となっており、掛け持ちした方が良いことが分かります。
結果だけを見てみると、4社掛け持ちした方が良いと思ってしまいがちですが、多すぎても比較・紹介してもらった求人の管理・スケジュール調整などが大変になってしまいます。
そのため、掛け持ち数は3社から4社と考えておくと良いでしょう。
転職エージェントといっても、さまざまな特徴を持っているものが存在しますので、自分にマッチした組み合わせで掛け持ちしてみてください。
転職エージェントを掛け持ちするメリット・デメリット
転職エージェントを掛け持ちすると、以下のようなメリットを得ることができます。
- 多くの求人情報を得られる
- 非公開求人をより多くカバーできる
- 強みを使い分けられる
- 相性の良いキャリアアドバイザーに出会える
- 自分にぴったりの企業に出会える
なかでも、大きなメリットは多くの求人情報を得ることができ、相性の良いキャリアアドバイザーに出会えることです。
キャリアアドバイザーは転職エージェントに所属していてあなたに転職先の企業を紹介してくれたり、転職のコツやポイントを教えてくれます。
転職エージェントを利用して転職活動を行う上でキャリアアドバイザーとの相性、得られる求人情報の多さは成功確率に影響してくるほどの影響力があります。
転職エージェントのデメリット
逆に、転職エージェントを掛け持ちするデメリットは以下のようになっています。
- スケジュール管理が複雑になる
- 面談に時間がかかってしまう
- 情報が多いため混乱してしまう
このようなデメリットが存在しますが、4社以内に絞り都度管理しておけば大丈夫な範囲でしょう。
また、デメリットよりも得られるメリットの方が大きいため、そこまで気にならないでしょう。
このように、転職エージェントを掛け持ちするのはメリットだけではなく、もちろんデメリットも存在します。
とはいえ、掛け持ちした方が自分にぴったりな企業に出会える可能性が高く、さらに良いキャリアアドバイザーに出会える可能性も高いためよりスムーズに転職活動を行えるでしょう。
複数掛け持ちするべき転職エージェントとは?選び方を紹介
これまでの説明で、転職エージェントを複数掛け持ちした方がいいことが分かったと思います。
とはいえ、どのようにして選んだらいいのか分からないという人が多いでしょう。
そこでここからは、複数掛け持ちするべき転職エージェントの選び方を紹介していきます。
選び方の手順は以下の通りです。
- 総合型転職エージェント・業界特化型転職エージェントの特徴を把握する
- 状況・希望に沿った転職エージェントに登録
- 自分にマッチした転職エージェントに絞る
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
転職エージェントには2つのタイプが
まず、転職エージェントには総合型と業界特化型の2タイプがあります。
それぞれの特徴は以下のようになっています。
総合型:業種や業界を問わずに大量の求人案件を保有し、転職できる範囲が広がる
業界特化型:求人案件数は少ないが、とある業界に特化しているため知識が豊富なキャリアアドバイザーのもとで対策を練ることができる
それぞれ、上記のような特徴がありそれぞれを上手く使い分けることで自分にマッチした求人を見つけることができます。
総合型と業界特化型、それぞれの特徴が把握できたら次は、総合型2社以上・業界特化型1〜2社以上に登録しましょう。
なぜかというと、それぞれ特徴があり両方を上手く利用することで転職成功確率がグッと高まるからです。
それぞれの特徴は?
それぞれの求人関係の特徴は以下のようになっています。
総合型:幅広い業界の求人案件数は多いが、とある特定の業界にはあまり詳しくない
業界特化型:求人案件数は少ないが、とある業界情報に詳しいため面接対策のレベルが非常に高い
総合型と業界特化型の両方で求人案件を探して、業界特化型で業界の情報収集や面接対策を行うと両方の特徴を最大限に活かせるでしょう。
最後に、転職エージェントに登録したら、どのキャリアアドバイザーが自分にマッチするか判断して利用する転職エージェントを絞りましょう。
専任のキャリアアドバイザーとの相性が転職成功確率に大きく影響するといっても過言ではありません。
そのため、しっかり選ぶようにしましょう。
トラブルになりかねない?転職エージェントを掛け持ちする際の注意点
転職エージェントを掛け持ちする場合、以下の3点に注意しなければなりません。
- 同じ求人に複数の転職エージェントから応募しない
- 掛け持ちしていることを隠さない
- 転職エージェントへの連絡は早く、こまめに取る
では、具体的にどういうことなのか、それぞれ説明していきます。
注意点の中でも特に重要なのが「同じ求人に複数の転職エージェントから応募しない」ことです。
なぜなら、応募が重複していると分かった時点で不採用となってしまうケースが多く、また転職エージェントからの印象も悪くなっていまうからです。
また、大きなトラブルにもなりかねませんので、同じ求人に複数の転職エージェントから応募するのは避けましょう。
掛け持ちは秘密にしてはいけない
次に、転職エージェントを複数掛け持ちすることは悪いことではないため、正直に伝えましょう。
仮に複数の転職エージェントを掛け持ちしていることを隠していると、以下のようなトラブルが起きてしまう可能性があります。
- 辻褄が合わずに意思疎通ができなくなる
- 求人案件が他の転職エージェントと被ってしまう
上記のようなトラブルが起きないためにも、隠さずに伝えておきましょう。
最後に、連絡はこまめかつ早めに行いましょう。
複数の転職エージェントで複数の案件が進んでいる場合、スケジュールがかぶらないように管理しなければなりません。
そのため、こまめな連絡、早めの連絡を心がけておきましょう。
まとめ|転職エージェントを最大限活用しよう!
これまで、転職エージェントの掛け持ちについて説明してきましたがいかがでしたでしょうか。
掛け持ちすることで、さまざまなメリットを得られ転職成功確率がグッと高まる転職エージェントですが、最大限に活用するためには、自分と相性の合わないキャリアアドバイザーであればすぐ変更し、口コミサイトなどを駆使して社員の評判をチェックすることです。
そうすることで、スムーズに転職活動を進められ、より転職成功確率が高まります。
どんな転職エージェントでもいいわけではなく、自分にマッチした転職エージェントを利用することが何より大切です。
そのため、複数の転職エージェントに登録して、自分にマッチした転職エージェントを見つけてください。
・より多くの求人情報を得ることができる
・強みを使い分けられる
・相性の良いキャリアアドバイザーに出会える